貯金ができない20代男性が「50万貯める」ためのマネーハック
貯金ができねえって嘆いているヤツ。
そう、そこの、お前だ。
まずは財布に入っているそのクレジットカードを捨てろ。
切り刻んで今すぐポイーしろ。ゴミ箱に花吹雪振らせてやれ。
クレジットカードを持っていいのは、「自分に借金」の意味を理解してるヤツだけ。
そんでその「自分に借金」が貯金の極意なの!
今回は、20代男性に的を絞って話してくからね。
なんでって、僕がその世代だからだよ。
知らないよ、おじさん世代の貯金術なんて。勝手に考えてくれ。上司だろ。
女性も知りません。コスメ代とか、自分磨きの金額なんて知らんし。
でも男性の交際費に当たるものがそこに近いのかなーとは思うよ。
なぜお金が貯まらないのか
ずばり。
「 支出が多いから 」でーす。
はーい。
知ってるわタコって、たこ酢のタコスにすんぞって、そんな声が聞こえてくる気がしますが、支出が多いのは罪ではないです。
どうしてって、お金をつかうことは楽しいことだから。
「なんのために働いて、お金をもらっているのか」に疑問に持つような貯金はよろしくない。
お金の動かし方を意識すれば、これまで通りの生活をしていても、貯金はできます。
さっそく、詳しいお金の流れを考えていきません?
お金の見える化に大事な「固定費」と「変動費」
まずはお財布に入って、出ていくまでのお金の流れを把握すること。
これが一番大事。
そこで重要になってくるのが固定費と変動費。
固定費ってのは家賃とか光熱費とか。お金の動きが少ない出費。
変動費は食費、交際費とかの、金額にばらつきがある出費。
独身20代男性と仮定して、固定費と変動費の関係性を話すよー。
都内在住20代のリアルなお金の流れ
まずは固定費から。
都内在住、手取り20万で、毎月一銭も貯金できていない人のお話。
理想じゃなくリアルなお金の流れね。
家賃 70000円
光熱費 12000円
携帯代(端末分割代金含む) 10000円
wifi 3000円
計 95000円
大体こんなもんだよね。
ここで大事なのは、
あれをもっと節約できるとか、郊外に引っ越せばとか、じゃない。
収入の半分は固定費で使われるってイメージ。
お金の流れを把握すること。それだけでおっけー。
次に変動費。
これも都内勤務のリアルな形でいくよ。
食費 40000
交際費 40000
雑費 25000
計105000円
変動費に関しては深堀してくよ。
まずは食費ね。
20代の男なんてね、まー自炊なんてしないから。
コンビニ、外食メインだとして、
朝300円、昼600円、夜700円の一日あたり1600円。
1600円×30日で48000円が本当の数字。
でも、まあ飲み行くじゃん。月1/3は行くじゃない。
だから40000円くらいが妥当な線ですよね。
次に交際費と雑費
これは一緒にする。「お小遣い」に近い感覚の部分だから。
週2,3飲み歩いて、一回あたり3、4000円だとして10000円前後。
ひと月で10日は飲み、プラスで1、2回のデート代ってとこ。
雑費はタバコだったり、服買ったり、美容室行ったりね。
これで65000円。
使いすぎだよって思うかもしれないけど、結構普通の20代だよ。これは。
無理せず楽に貯金する方法
固定費を削るのが、長期的に楽に貯金できます。
だからみんな郊外に引っ越したり、光熱費を節約しようとするわけ。
だけどね、それは泥沼にはまります。ぼくはおすすめしないです。
今でしょ!の林修先生も以前テレビでこう言ってましたね。
通勤時間が増えれば増えるほど確実に減るものが、睡眠時間と運動時間。
通勤とか満員電車で、かかるストレスとかで失うものって、意外と大きいんですよ。
だから特に一人暮らしの人はよく考えて。時間っていうのは、本当に貴重な財産だと。
お金の場合は、みなさん使い道をよく考えられると思うんですけど、時間はそれ以上にもしかしたら価値があるものかもしれないので。
時間とお金との総合的なバランスで、しっかりとした理由があって、自分に明確な考え方に基づいて、一個一個選択していく。
だから意地でも職場の近くに住んでいたと。
時は金なりをしっかり体現した人の言葉だし、大事にしていいと思う。
通勤でストレス、遊べないストレス。
固定費と変動費の両方から貯金をしようとすると、冒頭で触れたように何のために働いてんだ状態になります。これはね、お金から解放されようとしてるのに、自分から首絞めてるだけ。なにも変わらないし、救われないよ。
固定費で減らしてストレスにならないものは携帯だったりwifiだったり、通信関連。
格安SIMにしたり、ポケットwifiにしたりね。
それは脱線しちゃうから、また今度。
貯金を増やす簡単な2つのルール
変動費からの貯金がまず第一段階。
そこで役立ってくるのが、さっきした変動費のカテゴライズ。
食費、交際費、雑費の割合。
4:4:2くらいの割合だよね。
ここから少しずつ余剰金を出して、貯金に割り当てる。
それも無理しない範囲でやっていく。
食費だったら、急に本気で自炊なんて野暮なことはしない。
朝コンビニでおにぎりとコーヒーをやめて、自宅で取るようにする。
毎食買ってた飲み物を1食分減らす。
これで、1日あたり−250円。30日で7500円。
交際費でいうと、飲み行くのを1日減らして、−3000円。
これだけで毎月10500円浮く。
プラスアルファで雑費に関しては、月の変動が大きいからそこも加算。
無理なく20000円は貯金できるはず。
ここまではね、正直誰でもできるのよ。
ここからが重要。
1.変動費を固定化すること
お金を貯めてるからって、変動費の4:4:2は絶対に超えないようにする。
その割合の生活で平気なものを余裕あるからって、増やさない。
そこには幸福感よりも、貯金を使ってしまったって罪悪感の方が大きくなる。
要はストレスになるからしちゃだめ。
2.「自分に借金」をすること
もし貯金に手を付けてしまうようならば、自分に借金をする。
例えばなにか欲しいものを買うために、貯金から20000円使ってしまったとする。
そしたら次の月に、
最低貯金額の10500円+20000円を返済する。
使ったら戻す。これが貯金の極意。
支出の上限を決めて、そこからいかに減らさないか。
これを意識するだけで、お金はあっという間に貯まるはず。
最後に
最初にクレジットカードを捨てろっていったのは、お金の流れが把握しづらいから。
貯金できない人ってのは、基本的に目の前のお金に一生懸命になりすぎて、流れが見えてない気がします。
お金に縛られないための貯金。
ストレスなんて貯めずに、ちょっとだけお金の流れに目を向けてみては。